1949-05-20 第5回国会 参議院 労働委員会 第18号
口に平和を唱え、口に耐之、窮之を唱えておりましても、実際その國を構成しておる國民自体の一人々々が好戰的であり、戰いを好むようなことでありましたのでは、本当の平和國家というものはできて來ない。
口に平和を唱え、口に耐之、窮之を唱えておりましても、実際その國を構成しておる國民自体の一人々々が好戰的であり、戰いを好むようなことでありましたのでは、本当の平和國家というものはできて來ない。
國民自体がほんとうに最善の注意を拂つて防火に努むるならば、火災は防止することができると存ずるのであります。しかるに、現在の防火消火はその責任を地方に委譲され、市町村は自発的に防火消火をなしておるという、最も機構が薄弱な状態であります。
かような点から見まして、法規自体は私は相当りつぱなものができ上つたと思いまするが、ただ、いかにりつぱな改正法規が生れて來ましても、これに配するに労働行政、あるいは労働教育、さらには國民自体が民主的な國民として、ここに新生しなければ、とうていりつぱな法規も、その実果をあげることはできないのであります。
水産動物による蛋白給源を要求することはもちろんでありますが、これはただ單に政府の施策のみによつて容易に行わるべきことではないのでありまして、政府はもちろんその方針に進みまするが、國民といたしましても、日本の食糧事情を十分に理解して、從來のような何でもとにかく腹一ぱい食べておけばそれでいいというような、栄養價値を無視した食生活であつてはならないのでありますから、この点を國民自体が、日本の食糧事情の將來
たとえば今アメリカの労働法規の扱い方を見ておりましても、このインジヤンクシヨンの問題をはさんで、政府が國民に訴え、あるいはまた議会で、このインジヤンクシヨンの問題で政府案が否決になつた、私はアメリカのような経済的な基盤が確立されている國においても、この問題が問題になつている、ことに日本のような今非常に経済的な混亂期にあるこのときにおいていて、一体このインジヤンクシヨンの規定というものを議会で考えずに、國民自体
この日本國民自体の有する將來の計画と、占領軍特有の性格、短期的な感覚から來る経済政策との矛盾と行き違いを、どう調節して行くかということは、政治の最大なる現下の任務でなければならぬ。この調節をいかにしてなされたか。これは政党政派を超越して、虚心坦懐に安本長官の御意見を承りたい。
ところが政府自体では、こういう問題があたかも二つの予算であるかのように思い、また國民が十分これを理解するのに困難だというような詭弁を弄されておりますが、國民自体は前の財政法によりましても、今日この予算に盛られた政策がどこに重点があるかということを、ただちに看取することができるのであります。
しかしこのような経済自立化というものは、ひとり連合國の要請であるだけでなく、自國の独立と、將來の繁栄とを願うわれわれ日本國民自体の課題でもあるということが、結びになつておるわけであります。
納税の主眼は税率を低くいたしまして、以て徴税の捕捉率を高めて行く点にあるということが正当でありながら、更に徴税方法の改善、法規一点張りの徴税を是正するというようなことにいたすと共に、國民自体が自発的に協力をして呉れるような指導というようなことも、当局としてはしなくてはならないかと思われて参つたのであります。
第二の予防接種に対しまする、國民自体の予防接種というものをやつて参りまするにつきましてこの將來どうするかというふうな点についての御指摘であつたようでございますが、要するに安心をさせてやる、過ちがない、信用させるというような点についてどうしてやるか、これ亦予防接種というものは、この前の國会において御審議を頂きましたのは、傳染病の予防というためには欠くべからざる制度でございます。
○大上委員 ただいま当局のお話は十分わかつたのですが、私の尋ねておるのは、もう少し穿つて、行政面の過失がいわゆる國会議員といいますか、國民自体に轉嫁されておるのではなかろうかという氣がしたのでございます。從つて六月十六日の公聽会にも、全財の徳島氏からお話があり、私のノートした点においては、この目標の問題について指令云々ということも出ております。
こうした点について、國民自体が納得できるだろうか、どうだろうか。 鈴木法務総裁に私は申し上げるのだが、公安委員というのをきめられるのに、前科のある者はいけない、こういうことを言われたが、今は前科はなくなつたかしらぬが、しかし、過去の経歴がよくない方に対しては、必ず暗い影がつきまとう。
(「栗栖がおらんぞ」と呼ぶ者あり)ところが爾來半年を経た最近の情勢は、あの当時に比べまして、食糧事情の好轉に、或いは消費物資の出廻りの増加に、更に道義心のやや回復等に、格段の明るさを取り戻しましたことは、芦田首相初め各閣僚の努力の結果と、一應敬意を表する次第でありますが、又一面國民自体が漸く虚脱の域を脱しまして、雄々しく日本再建のために第一歩を踏み出しました証左であるということを言ひ得られるであろうと
それぞれの國の事情にもよりましようけれども、一つの大きな相違を生ずる根本は、その國民自体が如何に遵法精神に富んでおるか、如何に民族再建のためにまじめに考えて、一つの方針に精力を集中して、國民協力の態勢を取つておるかということが、その岐れ路であると私は考えております。イギリスの経済状態と雖も、決して闇の横行に適当な畑でないとは言えません。
そこで國民自体も影響が大であるから非常に関心をもつておると考えるのでありますが、政府の提案理由の説明によると、明治十八年に逓信省が設立されて以來、大体昭和十九年までは採算がとれておつた。
政府の考え方はどういうことに重点をおくべきかという問題になりますと、第一には、日本國家が健全財政、健全金融を堅持して、月々年々の台所元が常に借金で賄われておるという事態は、極力避けに、日本國民自体が生産の増強に熱心努力しておる、みずからの手によつて、みずからの難境を切り抜けることにあらゆる努力をしているという方向に向わなければならぬことも、当然のことだと思います。
しかしながら海外よりの支援を仰ぎまするためには、もとより日本國民自体におきまして、まず最善の努力をいたしますことがその前提でありまして、この意味におきましても、國内のいわゆるやみ物資その他不正物資及び遊休物資の総ざらいを断行いたしまして、これを経済再建のため活用いたしますことは、対外、対内両面におきましてきわめて緊要なことと考えられます。
いろいろの角度から檢討されるのでありますが、事業の生産の面から、どのくらいの所得があるだろうかという考え方が一つ、それからもう一つは、配当でありますとか、あるいは給與でありますとか、さような國民自体が受ける所得の方面から検討してみるという方法もあるのであります。これがまた両法ちやんとぶつからなければおかしいのでありますが、なかなかうまく合わぬというようなこともあるのでございます。
巷間傳うるところによりますれば、あるいは新円の封鎖をやるのでなかろうか、平價の切下げをやるのでなかろうかというような、いろいろ円に対する施策に対して國民自体が批評、批判をいたしておるのでございます。この委員会を通じまして、平價の切下げ、あるいは通貨に対するところの処置はとらないものでありまするならば、はつきりとらないことを御言明願います。
今日役所の仕事を見てみると、國民自体に任してよい、あるいは國民の團体に任してよい仕事が多い。あるいはなんら役所がタツチしなくてもよい仕事が非常に多いのであります。そういう仕事をばやるために機構をいじつて大きくする、あるいは増員をする。これは片山内閣が官僚的な内閣と言われても、片山さんの頭がほとんど官僚的になつてしまつている今日においてはいたし方ないと考える。